東日本大震災における貢献者表彰の記録
2013年4月10日 4:40 pm
平成24年に社会貢献支援財団による表彰式が
東京で行われ、片品村と「片品むらんてぃあ」が
表彰され、その記録が届きました。
ページを開くと、当日出席された皆さんの
集合写真が載っていました。
群馬県片品村
5,200人の人口の2割にあたる
1,000人近い避難者を、
福島県南相馬市から
受け入れることをいち早く村長が表明。
3月14日から167日間、村を挙げての支援を行った。
まず、受け入れのための予算一億円を確保、
民宿旅館組合に協力を依頼。
ボランティア組織”片品むらんてぃあ”を金銭面でもバックアップし
協働で避難者を支援した。
住民も支援物資を届けたり、お茶会や郷土料理教室を開催するなど、
地域ぐるみで支援を行った。
●推薦者:社会福祉法人 片品村社会福祉協議会
片品むらんてぃあ
片品村が受け入れた福島県南相馬市からの避難者1000人弱に対し、
村民の有志で作られたボランティア組織「片品むらんてぃあ」が、
避難中の支援を行った。
まとまった避難所と異なり、片品村の避難者は分散して滞在しいることから、
伝達事項や物資の配給が一斉に行えない状況を補助するのが
この組織の大きな役割だった。
主な活動は県内外から送られてくる支援物資の仕分け、
総勢150名を超えるボランティアの登録手配、
避難者の病院や買い物への送迎、
イベント開催を希望する団体への対応から運営など、
被災者全員が村外へ転出するまで支援活動を行った。
●推薦者:片品村