2016年2月13日 9:15 pm
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)主催の
「災害時の連携を考える全国フォーラム」が2月12日、13日の
2日間にわたり、東京で開催されました。
まずはオープニング前に、全国の県社協などに集まって頂き
ネットワーク構築会議が開かれ、多くの関係者に出席頂きました。
300名以上の方が参加し、13時からオープニングが始まり、
最初にパネルディスカッションが行われました。
だくさんの皆さんが集まった第2分科会では
「複数市町村が同時被災しても機能するネットワークづくりをめざして」
をテーマに進められました。
コミュニティ・4・チルドレンの桑原英文氏をコーディネーターとして
3名の方から報告が行われました。
後半はグループごとに、2つのテーマについて
話し合いをしてもらい、他団体との意見交換を
してもらいました。
交流会では、9月の水害で甚大な被害があった
茨城県常総市の感謝の会がありました。
茨城県の楠田副知事と、常総市の高杉市長から
支援に対する感謝の言葉を頂きました。
その後は、各ブロックごとにステージに上がり
代表のコメントを頂き、時間の許す限り名刺交換など、
交流をしてもらいました。
翌日は、南海トラフ地震発生シミュレーションが行われ
南海トラフ地震の被害想定を東京大学の平田教授から
報告してもらいました。
次に実際のシミュレーションについては、
人と防災未来センターの菅野研究員がコーディネーターとして、
それぞれの団体ごとに支援状況の入力を
体験してもらいました。
支援調整のある場合と、無い場合の違いを比べ、
その場で解析結果などが公表されました。
その後には、パネルディスカッションとして
「平時における都道府県域での連携の取り組みについての共有」
が行われました。
午後の第7分科会では
「都道府県域で人と成果をつなぐ。平常時に行う訓練・研修のあり方」
について、NPO高知市民会議の山崎理事をコーディネーターで
おこなわれました。
4名の方から、それぞれの取り組みが発表されました。
各グループで日常の訓練・研修や
どんな団体とつながるか?研修実施のプロセスなどが
話し合われ、会場からの意見を発表して頂きました。
クロージングでは、各分科会の報告や
シミュレーションの課題共有などが行われました。
今回の開催やJVOADについて、会場内の
産官学民の方々から、コメントや感想を頂きました。
JVOAD準備会の栗田代表から、
今後に向けての挨拶が行われ、
無事に終了となりました。
2日間にわたり、参加された皆さん
たいへんお疲れ様でした。
またスタッフの皆さん、準備から片付けまで
ご苦労様でした。
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